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2025.07.23 お知らせ

傾聴のかたち~介護の現場で気づいたこと

介護の仕事をしていると、日々さまざまなお客様と接する中で、心に残る出来事がたくさんあります。今回は「傾聴」の大切さについて考えてみました。
相談業務をしていた頃、よく来てくださる“常連さん”がいました。話す相手が欲しくて来てくださる方も多く、団地の一室でぽつんと暮らす寂しさを抱えている方もいらっしゃいました。そんな方々にとって、私たちの「耳を傾ける姿勢」が何よりの支えになるのだと気づかされました。
私はつい、「こうすればいいんじゃないですか?」と解決策を提示してしまうタイプで、それがうまくいくこともあります。でも、通じないことも多く、共感を求めているのに正論ばかり言ってしまって反感を買ってしまうこともありました。
「どうすればいいか」を求める方、「気持ちをわかってほしい」と願う方、その違いを理解し、相手に合わせた傾聴の仕方をすることが、信頼関係を築く第一歩なのだと感じました。
また、年配の男性のお客様の中には、自分の経験や持論を語りたい方も多くいらっしゃいます。そうした方には、「その時どう思われたんですか?」「どうおっしゃったんですか?」と問いかけることで、気持ちよく話していただけることが多いです。自分の行動や考えを認めてもらえることが、何よりの喜びなのだと思います。
介護の現場では、「自立支援」が大切です。身体的な自立だけでなく、精神的な自立も含めて、お客様が自分で考え、選び、決めていけるように支援する。
そのためにはただ解決策を示すのではなく、相手が自分で答えを見つけられるように導くことも必要ですね。
最近受けた「七つの習慣」の研修でも、改めてそのことを学びました。自分のやり方が偏っていたことに気づき、これからはもっと柔軟に相手に寄り添った対応をしていきたいと思っています。
介護は、人と人との関わりの中で成り立つ仕事です。だからこそ、原則を持ちながらもケースバイケースの対応が求められます。これからも日々の出会いの中で、少しずつ成長していけたらと思います。

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