ヒルデモア/ヒュッテのストーリー
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家族との思い出を象徴する藤棚を、
ここに幼い頃からご家族と茅ヶ崎で暮らしてきたご入居者。ホームへの転居を悲しんでいることに気づいたのは娘さんでした。そこで、転居先のホームでもご家族との絆を思い出し、生きる意味を新たに見出してほしいという願いを込めて、ご本人が大好きだったご自宅の樹齢50年の藤棚をたまプラーザまで移動しました。
―ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジ III
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かつてのように
歩けるようになりたい山登りが大好きだったご入居者。ぎっくり腰を患い車椅子生活を余儀なくされ、気持ちも内向きに。ご入居後、リハビリスタッフの「この方はきっと回復できる」という想いをもとに運動をスタートしたところ、3日で車椅子がいらなくなり、3ヶ月後には以前のように歩けるようになりました。今ではやってみたいことが、日々増えているようです。
―ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジ I
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もう一度、
柏餅を召し上がっていただきたい重度の病や障がいをお持ちで、ミキサー食をお召し上がりになられる方が多いヒュッテ目黒。それでも、季節を味わうためにお餅を召し上がっていただけないかとスタッフが提案しました。通常であれば危険性が伴うと却下されますが、さまざまな専門職が知恵を振り絞り安全と味を両立したお餅をつくることに成功。
―ヒュッテ目黒
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母が亡くなる前に、
結婚式を挙げたいとても仲のいい母息子がいました。お母様の最期が近づいた頃、息子さんがせめて自身の晴れ姿を見せたいと、パートナーとの結婚式を開くことを決断。支配人やスタッフと準備を進めたものの、お母様は前日にご逝去されました。そこで、支配人が牧師をつとめるもと、お母様のお棺の前でお別れと結婚式を行いました。
―ヒルデモア三渓園