11月9日、ヒルデモア信州白雲館のスタッフが千曲坂城消防本部から「一日消防士（※）」に任命され、活動を行いましたのでご紹介いたします。

　ヒルデモア/ヒュッテでは、行政当局や地域の皆様とも協力しながら、万一の時にもご入居者をお守りし、ひいては地域のお役に立てるよう取り組んでいます。中でも、ヒルデモア信州白雲館は、防災に関する地域との連携に力を入れているホームの一つです。

　昨年10月には、地元千曲市の上中町区自治会と「災害時における支援に関する協定書」を締結しました。また、日頃から消防計画や避難方法についての相談などで地元消防署に助言をいただいています。このような実績も踏まえて、このたび消防署から直接「一日消防士」の打診があり、女性スタッフが任命されました。

　「一日消防士」当日は、消防本部の見学を始め、地元の工場と消防署の合同消防訓練の見学、煙体験や消火訓練、火災予防広報活動に参加しました。また、戸倉上山田消防署庁舎の見学の際には、実際に救急と消防の出動要請があり、地域住民の命や暮らしを守っているということを肌で感じることができました。

　参加したスタッフからは「日々の防災訓練も本番を想定して行わないと緊急時の対応は難しい。介護の現場においても緊急事態は起こり得る。その際に慌てず冷静に判断や行動が出来るよう今回の体験を生かしていきたい。」との声が聞かれました。

ヒルデモア信州白雲館では、今後も地域貢献となる活動を行うなど地元に根差した事業所運営を行ってまいります。

※「一日消防署長」の様子は、千曲坂城消防本部のホームページでも紹介されています。