介護は、
介護を意識しないときから
始まっている。

パークウェルステイト浜田山　
ウェルネスマネージャー 穂積 加奈子 ＃施設マネジャー
　＃在宅ケアマネジャーから

介護の道を選んだきっかけは、祖母を家族で介護した経験から。家族の介護とプロの介護の違いを知りたいと考えました。在宅介護を15年ほど経験してわかったのは、プロの介護はデータと仮説を基にすることです。こんな状態のときは、こういうリスクがある。この兆候が見られたら、次はこうなりやすい。プロは多くのお客さまを見て、蓄積してきたデータを持っています。数字や根拠を持って、科学的に、未来を予測しながら行動と判断を決められるからこそ、ここぞというときにお客さまに的確に寄り添い、質の高いサポートをすることができるのではないでしょうか。

現在はシニアのためのサービスレジデンス「パークウェルステイト浜田山※」でウェルネスマネージャーをしています。パークウェルステイト浜田山は、複数の企業が協力し合って運営する新しいカタチのシニアレジデンス。自立されているときにご入居され、これからも自立した生活が継続できるようにサポートすることが私たちに求められており、そこがこれまで提供してきた在宅介護とは異なる点です。心身の心配はありつつ、介護や管理はされたくない。お気持ちを汲みながら、健康寿命延伸をお手伝いしております。ご入居者お一人おひとりの価値観を大切にし、スタッフ間で逐一共有すること。常用薬や日々の健康状態、ときには部屋の冷暖房状況まで。ご入居者の生活の変化を見守り、集まってくる情報をもとに、様々な想定と準備をしています。

ここでは、様々なプロが働いています。施設運営や食事、接客など。しかし介護のプロは、併設するTOKIORI浜田山（訪問介護・居宅介護支援）を含めて私たちベターライフサービスだけです。ご高齢の方と接することに長け、相手との信頼関係を大事にしてきた私たち。介護で培った経験と信頼関係を基にしながら、介護を意識しない新しい介護のあり方も見つけていきたいです。

※パークウェルステイト浜田山は、三井不動産グループが事業開発・運営するサービス付き高齢者向け住宅です。介護・看護サービス部分を弊社が担当させて頂いています

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